シュガーロード紀行 佐賀#007 佐賀藩の御菓子司 鶴屋

銘菓めぐりで佐賀市内の代表的な菓子店4つを廻ったが、それ以外にも是非訪れてみたいと思っていた菓子店がある。
それが佐賀藩の御菓子司もつとめた鶴屋。
写真奥に見えているのが鶴屋の店舗。
店のある通りには鳥居や石灯籠が建っている。この道を進んだ先には与賀神社があるので、ここは神社の参道になる。
これが与賀神社。周囲は堀で囲まれていて魚も泳いでいる。
この堀に架かった石橋の造りも美しい。
鶴屋のご先祖はもとは武家だったが、寛永十六年(1639年)に菓子店を開業。
二代目に当たる黒川太兵衛が長崎に出向いた際に、ポルトガル人より伝えられたボーロの製法を佐賀に持ち帰ったとのこと。
大隈重信は、鶴屋の丸房露を大変気に入っており、一時期 佐賀から東京の自分の屋敷に鶴屋の職人を招いて丸ぼうろを作らせたこともあるらしい。
ここでは丸房露と、丸房露のためのマーマレードなどを購入した。
(来訪日:2018/04/22)
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