シュガーロード紀行 大村#003 玖島城址

シュガーロード紀行 大村#003 玖島城址

大村を治めた大村氏の居城が玖島城。
現在は大村公園として整備され、庭園・運動場・テニスコートなどがある。


玖島城図の部分のアップ。広大な城だったことが分かる。


(帰り道に再度このあたりを通りかかったら、道の先を蛇が横断しているのが見えた。
道の脇には草も生い茂っているので蛇も居そうだと思ってた矢先にやっぱり出た。
怖かったのでもと来た道を戻り、別経路を歩く。)



玖島城は「海城」と呼ばれる、その名の通り海に面した地形の上に築かれた城の造りで、堀には海水が使われていたそう。(上の写真左側、松の木の向こうに見えている青い水面が海。)

ここは菖蒲の名所として有名。
訪れた時には、花の時期は既に過ぎて葉だけが青々と茂っていた。


本丸跡には大村神社があり、歴代藩主や大村氏の祖とされる藤原純友も祀られている。

手水舎には小さな龍もいた。


境内にはオオムラザクラの木も。

オオムラザクラは、1941年に外山三郎氏が発見、命名し新品種として発表しました。
その後、67年「大村神社のオオムラザクラ」の名称で天然記念物として国に指定を受けました。そして、72年市制施行30周年の年に市花に選定されました。

特徴は、花が2段咲きで、外花と内花が1本のめしべで串ざしをしたようになっていることと、がく片と花弁の数が多いことです。
がく片が普通の桜が5枚なのに対し10枚あり、花弁も少なくとも60枚、多いもので200枚にも及んでいます。花の色は、つぼみの時はえび茶で満開の時は、ピンク色となり、極めて優美で気高く、名桜中の名桜、里桜の中の逸品と言われています。

大村観光ナビ|大村の花 より引用

6月の菖蒲と並んで、春の桜の時期にも花の名所として大変賑わうらしい。

本丸跡へ向かう石段の途中で気になるものを見つけた。
「梅ヶ枝荘」という看板のお店。
梅ヶ枝といえば梅ヶ枝餅のことだろうか。しかしなぜ大村に梅ヶ枝餅があるのか。

この大村の梅ヶ枝荘については、後日大宰府の梅ヶ枝餅と共に詳しく語りたい。

(来訪日:2017/07/16)