開催レポート:ユメノマタ夢 第参回読書会「福岡」

開催レポート:ユメノマタ夢 第参回読書会「福岡」

7月26日、ユメノマタ夢第参回読書会を開催いたしました。
今回のテーマは「福岡」。

福岡を舞台とした作品・福岡に関わりのある人が作者の本・福岡に関する事柄について書かれた本など何かしら福岡に関連する本、ジャンルも小説や文芸書のみに限らず、歴史書・論文・地図・漫画などでも可、ということで参加者様に本を持ち寄っていただき紹介やディスカッションを行いました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

今回の読書会で取り上げたのは以下の作品です。

●百瀬、こっちを向いて/中田永一
●コッペリア/加納朋子
●神屋宗湛が残した日記/井伏鱒二
●神屋宗湛/武野要子
●へうげもの5巻/山田芳裕
●福岡ミステリー案内赤煉瓦事件簿


今回は主催の念願だった赤煉瓦文化館での初の読書会開催となりました。
(当初5月に開催を計画していたものの、新型コロナウイルス流行の影響で会場が使用不可となったため開催も中止、7月に改めて開催した次第です。)

本の集合写真を撮り忘れたので会の中で印象に残った会話をいくつか。
・中田永一?誰? (→ 実は久留米出身のあの有名作家の別ペンネームでした。)
・加納朋子さんも福岡出身
・へうげもの5巻は特に博多に関連する人物や場所が登場して面白い
・「楢柴肩衝」の歴代所有者の話(神屋宗白→島井宗室→秋月種実→豊臣秀吉)
・「博多文琳」は今でも市の美術館で見れるのがすごい 福岡市美術館の博多文琳のページ

など。


会の終了後は文化館の地下の新設備も見学しました。
以前は立ち入りできない区画でしたが、約一年前からコワーキングスペースや工作スペースとして利用できるようになったそうです。
(設置されている機器も今のところ無料で使用可能とのこと、案内していただいたスタッフさんのお話しでは今後3Dプリンターも導入する予定があるそう。 )

以前は文学関連の資料が展示されていましたが、現在はエンジニアカフェの併設もあって館の利用も理工系分野向けに変化しているのかもしれません。
休日ということもあり他の会議室でもそれぞれ会合が開かれていて、「博多なぞなぞの会」定例会が気になりました。


※今後のユメノマタ夢読書会について
本年の読書会は今回をもって一旦終了といたします。今後の開催については目処が立ち次第Twitterとこのサイトにて告知予定です。