シュガーロード紀行 大村#005 龍神社
御船蔵跡からさらに歩くと龍神社がある。
googlemapを頼りに歩くが、場所がわからなくて大村ボートの敷地内に迷い込んでしまう。
駐車場にいた警備員さんにmapを見せながら場所を尋ねると、どうやら少し通り過ぎていたことが分かり、もと来た道を戻ってようやくたどり着く。
橋で繋がった小さな島の奥にお社がある。
お祀りしてあるのは八大龍王(龍神様)。
鳥居の扁額の色合いが、青緑色で珍しい。
島を覆うように木が茂っていて、水辺に近い場所にある黄色い花をつけた木が目を惹く。
花の形はハイビスカスや芙蓉にも似ている。
緑の鮮やかな夏のこの季節は、この島が一番綺麗に見える時期かもしれない。
黄色い花の木は、後で調べたら「ハマボウ」という植物らしい。
お社の前には観音様の像も建ててある。
お参りしていたら、神社のお掃除に来られた地元の方がいらっしゃったので色々お話を伺う。
ここは島自体がご神体のような感じで、昔は橋が架かっておらず、潮が引いたときか船を使って渡っていたこと。
昔は海がもっと澄んでいて綺麗だったこと。
この大村のあたり一帯は多良山系にちかく、御大師様(弘法大師)とのご縁も深い場所であること、など。
その方は海を渡る龍神様の姿を見たことがあるとのこと。
(確かに、この方のように日々お参りしたりお社のお掃除をしてる方の前には、龍神様も姿をお見せになるかもしれない。)
また、私がここに今日お参りに来たのも、なんとなくや偶然で来たのではなくて、自分では気づいてはいないだろうけれど何かのご縁で導かれて来ているんですよとも言われた。
こういったこともあって、この神社は大村で訪れた場所の中で一番記憶に残る場所になった。
(来訪日:2017/07/16)
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