シュガーロード紀行 長崎#001 長崎街道ここにはじまる
長崎街道の起点はどこなのか。
「九州文化図録選書3 長崎街道」を読むと、長崎奉行所を起点とされている。
長崎奉行所が最初に作られた場所は本博多町(現在は万才町となっている模様)、その後森崎に移された、とある。現在長崎県庁が建っているのがその場所にあたるとのこと。
起点をどことみなすかについては、他にもいろいろな説があって正直定まっていないようだけど、長崎街道の始まりを示す石碑が建つ場所があるとのことなので観に行ってみることにした。
路面電車の「諏訪神社前」電停で下車し、少し歩くと、新大工町シーボルト通りという商店街がある。
この通りがかつての長崎街道にあたる。昔は街道に沿って市が開かれていた場所だったらしい。
通りを進んでいくと探していた石碑があった。
「長崎街道ここに始まる」
この通りには長崎街道を紹介する案内板などが他にも色々立っている。
初めてラクダを見た沿道の人たちも驚いただろうけど、ラクダだって海を越えはるばる運ばれてきた上に、長崎から江戸までの長い道のりを歩くことになるなんて、全く思ってもみなかっただろう。
(来訪日:2017/06/04)
-
前の記事
シュガーロード紀行 はじめに: 「肥前の菓子」との出会い 2017.06.01
-
次の記事
シュガーロード紀行 長崎#002 鎮西大社 諏訪神社 2017.06.05