シュガーロード紀行 福岡博多#004 筥崎宮に残る千利休の石灯篭
秀吉の博多滞在の際にはその宿舎ともなった筥崎宮。境内には千利休が奉納した石灯篭が今でも残っている。
ただしこの石灯篭はいつでも見ることができるわけではなく、5月のさつき大祭の日と9月の放生会の期間のみ公開されるとのこと。
先日、ちょうど放生会の開かれる時期だったので、お参りついでに石灯篭を見に行ってみることにした。
放生会期間中の参道や境内は人出がすごい…
列に並んでの参拝のあと、普段は解放されていない回廊内側も拝観する。
利休奉納の石灯篭は本殿の前にある。
その横に何やら古そうな石の碑が3つ並んでいるが、彫ってある字は大部分が薄れてしまい不鮮明になっている。
これは偶然目にすることが出来たものだが、筥崎宮菓道敬神会というものがあるらしく、福岡市内の菓子店から様々なお菓子が献上されていた。
二〇加煎餅やひよ子、千鳥饅頭、鶴の子など、まるでお神輿のようにお菓子の箱が積まれている。
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